業務用生ゴミ処理機「エコライズ」 乾燥型業務用生ゴミ処理機・業務用生ゴミ処理機のメリットデメリットについて検証してみる。
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2.水分管理システム



バイオの活性をきめる湿度
生ごみや悪い菌を分解する微生物にとって、最適な温度と湿度は効率良い生ごみ分解に必須です。なぜなら、微生物は強い繁殖力を持つ生物である反面、環境に影響されやすい大変デリケートな性質をもあわせ持つ生物でもあるからです。

例えば乾燥が少しでも進むと活性が弱まり死滅する微生物が増えます。反対に水分が多すぎても酸素が不足するなどして活性が弱まります。いずれにしても条件さえ合えば微生物は順調に世代交代しながら数を増やし繁栄します。効率良い生ごみ分解にはこのようにバイオが活性した状態であることが求められます。

水分センサー(※1)が湿度の調整をおこなう
そこで、槽内環境の湿度つまり水分を微生物にとって最適な一定の割合に保ってやる必要があります。そこに着目したのが「エコライズ」の水分管理システムです。人間には検知できない微妙な水分量の変化を測定するために、メーカー独自開発の特殊な水分センサーが常に庫内の水分量を測定してデータ化しています。(なお、この水分センサーは測定しにくいといわれる樹木の水分量調査にもつかわれる、センサー単体でも非常に価値あるものです。)

さて、エコライズでは吸気から排気、脱臭機までの連動したシステムによって酸素を効率よく循環させています。そのため槽内湿度は投入時から時間を経るごとに徐々に下がり、投入後の一定時点で微生物にとっての最適な水分量に達します。この状態をいかに保持できるかが微生物の活性ひいては処理効率に大きく影響します。そのために水分管理システムでは常に水分量を検知し、水分センサーがそのデータを水分センサー基盤へ送り続けます。

把握されたデータは本体制御基盤から各システムへ
こうして把握されたデータは水分センサ基盤(※2)からメーカー独自開発のCPU、システム中枢部へと伝えられます。するとシステム中枢部が他のシステムに命令を出し庫内の環境を最適に保つよう働きかけます。


※1水分センサー(左の写真)

太い線のつながった目のような二つの丸があるのが分かると思います。 これで槽内の水分を計ります。
二つの丸はプラスとマイナスになっており、槽内に微弱な電流を流しています。水分がある、無いなどによって返ってくるデータが異なります。そのデータによって槽内の水分を計算しております。



※2水分センサー基盤(左の写真)

水分センサーで得られたデータを統括し、本体制御基盤へ必要なデータを送り込みます。



【水分量センサー開発秘話】

この水分量センサーを生ゴミ処理機で採用している会社はほとんどありません。
なぜなら、このセンサーはKiD独自のセンサーであるからです。

当初、業務用生ゴミ処理機(後の「エコライズ」)開発の企画段階において、
すでに「厳密な水分管理」が課題として掲げられていました。

ところが、いざ水分を管理するとなると、まずはその水分量を把握することが壁となりました。
なぜなら、当時、水分量を測定するに十分な機能をもつ機械がなかったからです。

そこで、過去に培ってきた電子制御技術を駆使してセンサーの開発から始めることになりました。

開発された業務用生ゴミ処理機つまりエコライズの各センサーは、努力のかいあって、
微妙かつ安定した温度・湿度の設定が可能です。また電子回路は安定した品質を保ち続けています。

エコライズの残存率約2%を支える環境管理システムの一つ、「水分量センサー」はこうしてつくりあげられたのでした。




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