【水分量センサー開発秘話】
この水分量センサーを生ゴミ処理機で採用している会社はほとんどありません。
なぜなら、このセンサーはKiD独自のセンサーであるからです。
当初、業務用生ゴミ処理機(後の「エコライズ」)開発の企画段階において、
すでに「厳密な水分管理」が課題として掲げられていました。
ところが、いざ水分を管理するとなると、まずはその水分量を把握することが壁となりました。
なぜなら、当時、水分量を測定するに十分な機能をもつ機械がなかったからです。
そこで、過去に培ってきた電子制御技術を駆使してセンサーの開発から始めることになりました。
開発された業務用生ゴミ処理機つまりエコライズの各センサーは、努力のかいあって、
微妙かつ安定した温度・湿度の設定が可能です。また電子回路は安定した品質を保ち続けています。
エコライズの残存率約2%を支える環境管理システムの一つ、「水分量センサー」はこうしてつくりあげられたのでした。 |